台湾

台湾・花蓮のあったかくてやさしい旅④~やっぱり実際見に行かないとわからないこと「台湾東部への観光支援」

さてさて

実際 地震の現場はどうなっていたか?

今でも「花蓮 地震」で検索すると出てくる画像はホテルが傾いて今にも倒れそうな画像。
けれど実際に現場に行ってみたら、今はすっかり綺麗な駐車場。聞けば地震後、わずか1週間後には更地にされていたそうです。
ちょっとでもまだ壊れているままの衝撃画像を撮りたかったのですが…もうまったく地震の形跡はありませんでした。

私達が日常的にネット上などで見ている情報が、どれだけ偏っていたり、古いままだったりするか、身に染みて感じました。

「やっぱり自分で確かめなきゃダメなんだなぁ」と。

近くにあった「加油 花蓮」の看板。
「加油」とは「頑張れ!」の意味。今は本当に地震があったの?というくらい平穏な花蓮だけど、この看板を見ると、
やっぱりここで本当に地震があったんだ、とわかるくらい。

ところで花蓮の魅力ってなんだろう?

花蓮というと大理石の産地 タロコ峡谷観光がメインで、一般的なツアーでは、せいぜい花蓮に1泊するプランまたは花蓮の街に寄らずに日帰り観光が主流。
花蓮には日本語ガイドがいないので、日本語ガイドをつけると、必然的に台北から連れて来るので、旅行代金は上がってしまいます。

けれど街の物価は台北などと比べるとぐーんと安いのです。

例えば花蓮のお店の写真。小龍包1個18円…1せいろ10個で200円しないのです!


きっと花蓮の後 台北という都会を訪れた時に、

ふと、「あぁ、花蓮て なんかホッとするいい街だったなぁ」

と思うでしょう。

例えるなら、東京が煌々としたLEDで、台北が蛍光灯で、花蓮はオレンジ色の白熱電球。

台湾らしい街歩きができて、ひととおりの台湾らいしいことが体験できる ホドホド感で、物価も安く、何よりもほんわかした温かみがある街なのです。

花蓮は、ウロウロするのがいいんです。

花蓮一番の目抜き通り中華路には綺麗な店が並んでいます。
地震があったなんて嘘のよう。たくさんの赤提灯が飾られていて、かわいい。
この一番の大通りでも、歩いて20分もすれば静かになり、通りから左右に伸びる小道に地元の隠れた イイ店がいっぱいありそう。
しかも迷うほど店も、人も多くありません。
僕らが行ったワンタンスープ一筋70年の「液香扁食」や美味しい肉まんが格安で食べられる「公正包子」など、どこも古くから地元の人に愛されている銘店たち。


朝から活気があるのが、重慶市場。
台湾らしい活気に満ちた市場で地元の生鮮品、魚から洋服、オモチャありとあらゆるものが売っています。
この中にある大腸蚵麵線の屋台。
麺線とは台湾風そうめん。美味しくて、ちょっとした腹ごしらえにはぴったりの一品でした。


ちょっとした街角にもブーゲンビリアが咲き乱れたりしていて、さすが南国。

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2018年2月6日花蓮県近海を震源とした震度7、マグニチュード6.4の地震が発生しました。現地では風評被害による観光客減少が危惧されている…。それを知った西野亮廣氏は、自身が立ち上げたレターポットにて早々に「台湾東部への観光支援」と銘打ち、被災地へ行ってみようという試みをスタートさせました。それは2018年3月12日出発で実現し、その旅行をPINKが手配しています。

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