台湾

台湾・花蓮のあったかくてやさしい旅③~ガタンゴトン どこか懐かしい電車に乗って「台湾東部への観光支援」

花蓮へは電車のアプローチがいい

花蓮へ〜40年前の日本へタイムトリップ

花蓮へは台北駅から電車で約2時間。

僕たちは、駅で排骨(骨付豚の素揚げ)ののった台鉄駅弁を購入し、特急自強号で花蓮へ、という定番のパターン。
電車の車両は、さし詰め、30年くらい前のあずさ号みたい。
決してボロボロではないんだけど、両サイドにある金物をつまみながら上げる窓とか、車内の灯りとかどこかノスタルジック。


ちなみに台湾には日本統治時代に作った台湾在来線の台湾鉄路管理局(台鉄)と台湾高速鉄路(高鉄)の2種類があります。
この2つの路線が今でも台湾の大切な移動手段になっているのです。

さて すっかり日の暮れた時刻に到着した花蓮駅は、大きな駅なのに、やっと人の顔が見えるくらいの薄明かり。
花蓮駅のプラットホームは停電か?と思うほどの暗さでした。
唯一明るい階段回りを目指して、人々が集まってきます。
電車の雰囲気から駅の暗さまで、昭和40年代くらいの日本の姿を辿るタイムトラベル。まさに当時小学生だった僕達世代の郷愁をそそります。
同時に、今の日本の駅の煌々とした明かりって本当に必要なのだろうか?とも思えました。
私は東日本大震災直後の節電した渋谷は悪くなかったと思っています。


いずれにしろ、台湾らしいほっこり感を味わうのなら、是非電車の旅がオススメ。

ちなみに花蓮に行くには飛行機という手段もありますが、地元でもだんぜん電車の方がポピュラーです。

降りたった花蓮駅はアミ族の白と黒模様。駅前のロータリーには赤提灯が灯り、関東の温泉街駅の風情。
地震から1カ月後の花蓮の街はいたって平穏な第一印象でした。

東大門夜市

市内はタクシーでわずか15分ほど。
初日ホテルチェックイン後、早速腹ごしらえに夜市に行きました。
東大門夜市は「福町夜市」「大陸各省一條街」「原住民一條街」そして「自強夜市」という4つの通りからなり、9ヘクタールの広いエリアに約400店が並びます。
地元の台湾料理が食べられる飲食店やスイーツ、高原野菜を売る店や3分の1くらいが射的系のゲーム店。ダーツで風船を割ったり、輪投げだったり、ボールを輪っかに投げ入れるものだったり子供騙しのもの多し。


屋台で買った食事はフードコートのようなエリアのテーブルに持ち寄り食べることができます。
もちろん、台湾ならではの臭豆腐をフライドポテトのようにあげたものや臓物を煮込んだ牛肉麺風激辛スープなど地元個性派も気軽に楽しめるのが夜市の楽しいところ。ところで臭豆腐を好きな日本人ているのかな。。。


ちなみに今回泊まったアルスマホテルはこの東大門夜市に徒歩10分ほどで行ける便利な立地。繁華街の中華路へも出やすいし、暗い夜でも街中では高い建物でよく目立つ。中身は普通のホテルですが、オススメのホテルです。

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2018年2月6日花蓮県近海を震源とした震度7、マグニチュード6.4の地震が発生しました。現地では風評被害による観光客減少が危惧されている…。それを知った西野亮廣氏は、自身が立ち上げたレターポットにて早々に「台湾東部への観光支援」と銘打ち、被災地へ行ってみようという試みをスタートさせました。それは2018年3月12日出発で実現し、その旅行をPINKが手配しています。

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