スリランカ

ジェフリー・バワの世界とホテル

ジェフリー・バワって?

スリランカがメジャーになったと共に、スリランカ出身の世界的建築家ジェフリー・バワの名前も知られるようになってきました。
バワは、年スリランカ人の母親とイギリス人の父親のコロンボの裕福な家庭に生まれました。
元弁護士で、30代後半からスリランカに自分の理想郷を作るべく、建築を学び、やがて数々の作品をスリランカに残したのです。

海を眺める椅子までデザインするこだわり~ヘリタンスアッフンガラ

今なぜ バワが人気?

バワは、世界的に有名なラグジュアリーホテルグループ アマンリゾーツの創業者エイドリアン・ゼッカやアマンリゾーツの建築家ケリー・ヒルが、バワの建築スタイルから様々なヒントを得てきたことが知られたことをきっかけに、近頃バワの建築したホテルを見たい、泊まりたいという方が今急増中。

ちなみに今でこそ一般的になったインフィニティプールはバワの手により生み出されたものです。

どこか日本的センスを感じるバワの個性

バワのデザインしたホテルは、
それまでの西洋建築のホテルとは一線を画する独創的な「熱帯建築」。

そして、

  • 熱帯ならではの自然や風土、カルチャーをできるだけ空間に取り入れ
  • 屋内と屋外がどこか繋がっているような独特な開放感
  • どこか和のテイストともとれるシンプルで直線的なデザインや借景
  • 光と影の利用
  • シンボライズした樹木の配置

など、といった特徴があります。

それは、いわゆる外から内を隔絶する西洋的建築からは全く別で、どこか日本の「わび さび」「茶室」「盆栽」的な精神を感じることがあります。

1980〜90年代、精力的にホテルデザインをしているバワ。1970年開かれた大阪万博のセイロン館はバワのデザイン。もしかしたら、バワは日本からも何かインスパイアされたものがあったのかもしれません。

ルヌガンガのレストラン

現代に通ずるデザインポリシー

バワの作品群は、そのコンセプトが現代にぴったりフィットしているといえるでしょう。

  • 様々な国のミックスカルチャー
  • その場所に元からある自然の風景や植栽を利用したエコロジー
  • ストーリー性のあるフォトジェニックなデザイン

実際バワの作品の中にいると、「一体わたしはどこにいるんだろう?」と思うこともしばしば。
スリランカにあって、西洋でも東洋でもない、バワ独自の美学を感じることができます。
けれど、あの緑の豊かさや海などの借景、シンボライズされたトロピカルツリーなど、間違いなくスリランカ以外では、なり得なかった絶妙なバランスの上に造られていることが、その場所を訪れてみるとよくわかります。

特にオススメしたいバワホテル

バワのこだわりは、建築だけにとどまりません。例えば世界初のインフィニティプールのある「ヘリタンス・アフンガラ」には夕陽を見るためにバワがデザインした二人掛けの椅子があったり、バワデザインのエレベーターがあるというこだわりよう。
バワのホテルは、泊まって朝、昼、夕、敷地の様々な場所で見られる「光と影」の風景を楽しむのがおすすめです。
刻々と変わりゆく陽の光によってバワの隠されたこだわりがまるで謎解きのようにわかったりするからです。

バワの作品の中でもっとも有名なヘリタンス・カンダラマ

もはや自然の中に溶けつつあるホテル~ヘリタンス・カンダラマ

バワの作品の中でも、もっとも有名で、スリランカのバワ作品の中でも唯一の内陸部、世界遺産シーギリヤロックをカンダラマ湖越しに遠くから眺められる場所に位置しています。ホテルの外観はさしずめ大きな岩にホテルのほうがへばりついたように見えます。

蔦に絡まれ、ゲストルームからは窓をあけても景色を見るというより、ジャングルの中のツリーハウスに泊まっているような気分になりそうです。ジブリ映画のモチーフにもなったという、カンダラマ。バワの「自然との融合」のメッセージがストレートに伝わるホテルです。

まるで大きな岩山の隙間に作られたようなカンダラマのレセプション

カンダラマを満喫できるオススメツアー

直行便利用☆ふたり旅 /ヘリタンスカンダラマに3泊 じっくりバワ建築を味わうスリランカ6日間

※その他カンダラマに泊まれるツアーはこちら
※日程・人数についてはご希望に応じてアレンジいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

ダイナミックなインド洋の借景が見どころ~ジェットウイング・ライトハウス

バワの晩年の作品であり、世界遺産の街ゴールからほど近い人気のホテル。

カンダラマが山の代表作なら、こちらは海の代表作。インド洋に面していて、まるで海に突き出した船のような形でゴールの灯台に向かっていくような形で立っています。

エントランスのらせん階段は、ちょっと驚くようなラキ・セナナヤケによるオブジェ。スリランカ南部で起きたポルトガル軍とシンハラ人の「ランデニヤの戦い」を表現したものですが、単なるリゾートホテルではありえないアプローチです。

漆喰にサマラという天然顔料が混ぜてある独特のサマラカラーの建物が、敷地内の岩場や凹凸に沿うように作れていて、まさに自然との融合を味わうことができるでしょう。

荒々しい波が打ち寄せるライトハウスのレストラン

あえて平らにせず凹凸のあるランドスケープに合わせて造られたライトハウス

ジェットウイング・ライトハウスを満喫できるオススメツアー

直行便利用☆ふたり旅 /ジェットウイング・ライトハウスに3泊 じっくりバワ建築を味わうスリランカ6日間

※その他ジェットウイング・ライトハウスに泊まれるツアーはこちら
※日程・人数についてはご希望に応じてアレンジいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

バワが手掛けた最初のホテル~ジェットウイング・ラグーン

仏教国のスリランカにあってキリスト教徒の多いニゴンボエリアにある、バワが最初に手がけたホテルです。

100mの巨大なプールや増設した客室棟など、バワ時代から新しく加えられた施設もありますが、レストラン、バーをはじめ、「バワ・スイート」「バワ・ルーム」とネーミングされているものがオリジナルの建物になります。

バワを知らない方にはスタイリッシュなリゾートに様に見えますが、バワの作品をいくつか見た上で改めて泊まると、様々な場所で小さな発見をすることができそうです。場所柄空港にも近いので、初日や最終日におすすめです。また、本格的なアーユルヴェーダ施設もあり、食事にも定評があります。

ジェットウイング・ラグーンを満喫できるオススメツアー

バワの魅力いっぱいのホテルたち。SRI LANKA 大人スタイルの旅 ジェフリー・バワ建築を巡るスリランカ6日間/ひとり旅

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※日程・人数についてはご希望に応じてアレンジいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

バワの世界に浸るのなら~ルヌガンガ

中でもバワが生涯をかけて造ったルヌガンガは、広い敷地そのものから家具やインテリア、オブジェにいたるまで全てが、バワのこだわりで溢れています。

昼間はガーデンをゆっくり散策し、静かな湖畔の見えるレストランで食事をしてみたり。ルヌガンガは夕方がおすすめの時刻といわれています。スリランカの自然が活き活きしてくる静謐な時間を楽しみたい通向けの場所といえるでしょう。

ただし、一般的なホテルとは違います。夜ともなれば広い敷地は漆黒の闇。念の為。


是非ご自身の目で、身体で感じてみて下さい。

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※日程・人数についてはご希望に応じてアレンジいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
※ルヌガンガは現地事情により予告なく宿泊ができなくなる場合がございます。予めご了承ください。

その他のバワホテルに泊まれるツアー

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バワの作品

  • ルヌガンガ (1948-1998)
  • パラダイス・ロード・ザ・ギャラリー・カフェ (1963)
  • ジェットウイング・ラグーン (1965、旧ブルーラグーンホテル)
  • ベントタ・ビーチ・ホテル (1969)
  • 大阪万博スリランカ館 (1970)
  • アヴァニ・ベントータ・リゾート&スパ(旧ホテル・セレンティブ )(1970)
  • ヘリタンス・マハゲダラ(1976. 旧ネプチューン・ホテル )(1976)
  • シーマ・マラカヤ寺院 (1978)
  • スリランカ国会議事堂 (1979)
  • パラダイス・ロード・ザ・ヴィラ・ベントータ(旧ザ・ヴィラ・モホティ) (1980)
  • ヘリタンス・アフンガラ (1981.旧トライトンホテル)
  • ルフヌ大学 (1988)
  • ヘリタンス・カンダラマ (1994)
  • カニランカ・リゾート&スパ (1996)
  • ジェットウイング・ライトハウス (1997、ライトハウスホテル&スパ)
  • ザ・ブルーウォーター (1998)

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