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気持の大切さを学ぶ リオ五輪

何だか本当に開催出来るのか不安に思っていたリオ五輪も無事終わり、日本の新たな世代の選手たちが、華々しい記録を数々のこした。
水泳、体操や卓球、陸上、レスリングそして陸上と、
今回は特に団体戦で感動のシーンが数々見られて、何気に見ていたのに、胸が熱くなるシーンがたくさんあった。
本気で自分へ勝負する姿を見るのは、
やっぱり人の心を揺さぶる。

オリンピックのTV放送の割合に対して、本当に ほとんどニュースでくらいしか見れないのだけれど・・
今 パラリンピック。
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僕は昔プールによく泳ぎに行っていたが、
ここに時々パラリンピックの選手たちが泳ぎに来ていた。
その中で、私が印象に残っている選手がいる。
その男性選手は、両脚は腿の途中から下、片腕も二の腕(どうやら昔は一の腕と呼ばれたらしい)の下からが、ない。
車椅子でプールサイドに来て、水深2メートルのプールに入り、力強く泳いでいた。

その姿を間近に見ていて、いつも不思議な気持ちになった。
彼は選手だから、もちろん速く、隣のコースで泳ぐ私を抜いていく。

身体能力って何なのだろう、とよく思った。
まるで、そこには見えない手脚があるようだった。
火事場の馬鹿力ではないが、
人は、いや生き物すべては、
やっぱり「気持ち」で動くのだ、と。

「気持が大切」

すべてのことに通じていると、私は思う。

引き続き、自分への限界に挑む気持ちのドラマ
観せていただきます。