各方面

「アナタにしか創れない旅」のお手伝い 〜マイノリティやバリアフリー、LGBT・・・垣根なしの旅がPINKのニュースタンダード

コロナがくれた時間

ご存知の通り2020年という1年はコロナで自主的には決して体験出来なかった経験を僕たちはしてきました。
僕もレジャー産業、それも海外旅行という、まさか飛行機が飛べない、渡航先が受け入れてくれないという事態の中で、こんなにも仕事が出来なくなる無力な存在であることを大いに自覚し、焦りと落胆を繰り返し感じる中で、逆に日々の日常の中に感じる小さなしあわせや便利さに感謝の気持が芽生えたとても貴重な1年間でした。

介護の世界を垣間見て感じた「ひとの個性」

僕は55歳。充分なオッさんだけれど還暦前。かつては40歳が初老と呼ばれていたけれど、現代なら意識の上では60歳還暦を迎えたらやっと「人生最後のブロックに突入した感」を受け入れられそうな気がします。「初老」の語釈では「老年に近づいてからだがおとろえかける時期」。
つまり僕の今の意識は「初老直前」。確かに高血圧の薬を飲み始めたし、腹もちゃんと出てきたし、同級生でも何らかの病で既に他界した人もちらほら。自分の身体に確かに「老」を感じ始めた年頃なのです。

そんな時、知り合いの「介護の仕事」に興味を持ち、介護旅行をやってみようかと思い立ち、2021年1月に介護職員初任者資格を取りました。

それからいざ介護の仕事を始めると、10人10通り、一人として同じ介護(お手伝い)の仕方ではないことにとても衝撃をうけました。
歳をとってチカラが出なくなったから家の掃除が出来なくなったおじいちゃん。ちょっとフツーの子と違うから一般の小学校に通えない男の子。半身が麻痺しているから自分では着替えられないおばあちゃん‥‥
そんな方々と向き合って、生活の一端に触れた時に思ったのは、介護の仕事って、それぞれ身体の障害や精神障害を抱えた「個性」と向き合う仕事なんだ、といこと。難しさと同時に、実際体験する以前の印象とかなりのギャップがあったことを知りました

ある本との出会いで繋がった「垣根のない旅」

そんな時、たまたまサイトで見つけたのがこの本でした。
「マイノリティデザイン」。
<自分の弱みこそが強みになる>
すごく背中を押してくれる本です。

澤田智洋著 ライツ社

*「苦手、できないこと、障害、コンプレックス‥」ひとはみな、何かの弱者・マイノリティ。
*たとえば、映画監督に「幸福な家族を撮ってください」とお願いしたら、ある程度似通った画になる‥‥一方で「不幸な家族を撮ってください」なら、千差万別‥‥つまり「弱さ」の中にこそ多様性がある。
-「マイノリティデザイン」澤田智洋 ライツ社より

これらの言葉は、僕に刺さりました。そして今まで旅行の仕事の根幹にしてきた「そのひとらしい旅(移動)のケア」と結びつけられるのではないか、と。

ただ「マイノリティ」とか「バリアフリー」だとかをもっとわかりやすい、カッコ良すぎない言葉でPINKはこんな旅のお手伝いをする旅行会社です、というのなら、「アナタにしか創れない旅」となるのかなぁ、と。

今までLGBTなど大手の旅行会社では多分やらなさそうなこともこともフラットに取り組んできたつもりですが、今回新たにさらに垣根を広げて車いすやご高齢の方の旅行も思い切って取り組んでいこうと思います。

新生PINKのニューノーマル

長くスリランカのアーユルヴェーダツアーを扱ってきましたが、裸になる施術なので実際トランスジェンダーの方の施術などはホテルやセラピストにも心の準備が必要だったり、ニューヨークや香港やタのホテルなら「僕たちマッチョふたりだから大きなダブルベッドにして!」なんてリクエストはごく普通のことだし、海外のゲイバーに初めて行きたいけどどこなら行きやすいか?なんて依頼も過去にはありました。
あとちなみに今40〜50歳の方々。「親孝行をしたい」と思うなら、今こそ親と一緒に旅行に行ける時。今なら恐らく親御さんも自分の足で歩けるから。でももしもう親御さんが車椅子だったら、当社にご連絡下さい。

この機会に今までの「大人の旅をプロデュース」というオーダーメイド旅行のブランドメインキャッチを、もっと幅を広げて「アナタにしか創れない旅を」にして、この際色々な垣根がとっぱらえないかなぁ、と考えています。
ですから、当社には「こんな事 旅行会社にオーダーしにくい。言いにくい。」みたいな事も是非PINKには聞いてみて下さい。よろしくお願いいたします。

萩原勇太

LGBT もっとボーダーレス。もっとジェンダーレス。

もっと自由で気軽な介護旅の新しい在り方

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