コロンボに誕生!浮遊感を堪能できる日系ホテル【グランベル ホテル コロンボ】

スリランカの最大都市、コロンボ。古くから貿易の街として知られポルトガル、オランダ、イギリスの各領時代の記憶を残す建築物と近代が融合する場所です。その地に開業した日系ホテルもコロンボの発展に一役買っているだけでなく日本ならではのホスピタリティで旅人を迎え、注目を集めています。


大手通販会社が手掛ける施設・アクセス充実のホテルとは?

コロンボは、スリランカ西海岸に面することから海に沈む夕陽を臨むことができる街。風光明媚でリゾート気分を満喫でき海岸沿いに2022 年4 月、新たなホテル『グランベル ホテル コロンボ(Granbell Hotel Colombo)』が誕生しました。実は、通販で知られる『ベルーナ』が所有・運営。スリランカでは『ル グラン ゴール(LeGrand Galle)』2軒目のホテルとなります。現在3 名の日本人スタッフが勤務していることも安心要素。コロンボでは珍しい日本語対応とあり初めてのスリランカ旅でも心強い宿です。

場所は、バンダラナイケ国際空港から約11 キロ。コロンボ プラン ストリート沿いに位置し、その前にはスリランカのメイン鉄道「ポルガハウェラ」の線路が。さらに数メートル先に海という珍しい風景を見ることができます。

ロビー階から見える風景。雨の日、快晴の日とも物語のワンシーンのような景色が広がる

街中にあることからお買い物やお食事にも便利。徒歩圏内にはショッピングモール『リバティー プラザ』や映画館、ローカルにも人気の『カーニバル アイスクリーム』など充実しています。少し足を伸ばせば、コロンボ最大級の寺院『ガンガラーマ寺院』、赤と白のコントラストが映える『ジャミ ウルアルファーモスク』、スリランカを代表する建築家、ジェフリー・バワ設計の『シーマ・マラカヤ寺院』と名所もたっぷり。

ロビーには紅茶工場で使われていた機材や扉などを取り入れ、独自の趣きを醸す。右上のインテリアは、紅茶工場で茶葉を揉む工程、揉捻で使われていたパーツ。またカフェ『Cafe EN -縁』も併設されていて海を眺めつつホテル時間を楽しむことができる


さて、日系のホテルであるだけでなく設計とデザインもまた日本の設計事務所が担当したことでも話題です。高さ100 メートルの超高層建築は、壁式ラーメン構造で柱・梁のでない造りとなっています。立地も然ることながら融合する、そのスタイリッシュな外観、スリランカの文化や環境と日本のDNA と知恵を組み合わせたインテリアは、新たな世界観を作り上げ、ホテルのなかでも旅が続きます。

3つのカフェレストランとルーフトップバーを完備。また、スパやインフィニティプール、フィットネススタジオにサウナ、ジャグジーと施設も充実しています。

浮遊感を楽しむならシービュー一択!グランベルをススメル訳

客室数は全292 室、浮遊感を得られる。写真はスタンダードタイプ。他、シティービューのスーペリアルームもある

『グランベル ホテル コロンボ』をPINK のスリランカ旅に加えた理由のひとつは「浮遊感」。海と空に浮かぶ客室をぜひご体験いただきたいからです。目の前、いいえ、足元まで迫って見える海と遮るもののない海原は爽快なゆりかご。日常のストレスも取り去ってくれるようです。


たとえば27.54 平米のスタンダードルームでさえも、海を絵画のように眺められる窓、ガラス張りのバスルームと開放的で普通以上にゆったりとした空間です。

(左)鏡が両面となっていてベッドルーム側は姿見のように使える(右)バスタブからも海を見ることができる


スタイリッシュなデザインを取り入れた一方で、壁のタペストリーやクッションはスリランカの伝統的工芸、バティック(ろうけつ染め)を採用しています。また、家具はモダン。木製の質感とぬくもりでやすらぎを与えてくれます。観光客ばかりでなくビジネス利用のゲストが多いのも頷ける趣きです。そして、スリランカのホテルではまだまだ珍しいといっていいウォシュレット便座も導入されていて快適です。

(左)スリンカのスパプロダクト「oxygen collection」をバスアメニティに採用(右)客室には、コーヒーや
スリランカの紅茶を常備

スリランカらしさといえば、『All Day Dining』のインテリアや料理も同様。ブッフェスタイルでスリランカ料理や西洋式の朝ごはんを味わうことができます。レストランはオープンキッチンで品数も豊富。カレーやロティ、焼きたてのパン、新鮮なフルーツに出来立ての玉子料理他、海外のゲストに向けて地元の名物や辛さを抑えたメニューも用意されています。

朝昼夕の食事でゲストを迎える『All Day Dining』。朝ごはんは7:00~10:00 の提供となる


今回、ご紹介したホテルの魅力は、ごく一端。コロンボ観光時やご出張時にもお気軽にPINK でご予約いただき、この続きをぜひご探求ください。

 初めてのスリランカ旅行にぴったりのグランベルホテル滞在プランのおすすめポイント

1:初めてのスリランカ旅行にぴったりのプランです
2:スリランカの首都コロンボに4泊滞在・日本語OK
3:インド洋に沈むサンセットと眼下を列車が走るユニークな光景を眺めることができるオーシャンビュー指定
4:<①ピンナラワ象たちの水浴びが見れる日帰りツアー><②世界遺産の古都キャンディ1日観光><③ウミガメ・ファームと世界遺産ゴールの日帰り観光>のいずれかお好きなプランを選べます
5:滞在中全食事付
6:民族衣装のサリーを着る撮影オプションなどもご用意
7:ひとり旅プランもご用意しています


グランベル ホテル コロンボ
<Granbell Hotel Colombo>
住所:282/5,Kollupitiya Road, Marine Drive,Colombo 3,Sri Lanka
URL:https://granbellhotel.lk/


撮影・文:泉美 咲月(Satsuki Izumi)
一部画像提供:グランベル ホテル コロンボ

グランベル ホテル コロンボ <Granbell Hotel Colombo>

住所:282/5,Kollupitiya Road, Marine Drive,Colombo 3,Sri Lanka
URL:https://granbellhotel.lk/
問い合わせ先:03-6264-0740

投稿者

  • (いずみ・さつき) 文筆家/写真家/トラベルジャーナリスト/ツアープランナー/タイ政府観光庁公認タイランドスペシャリスト2019/フィリピン政府観光省公認フィリピン・トラベルマイスター2021。 日本の伝統的な芸能や工芸、旅までと幅広く執筆・撮影・編集をこなし、近年は旅とホテルのジャーナリストとして活動。海外渡航歴は47年に亘る。旅の経験を活かし2018年、自身運営の『旅を愛する大人のWebマガジン Voyager』を開設。フリーランスで活動する一方、雑誌や日本の 医師32万人(医師の94%)が会員である医療ポータルサイトにて医師に向けた旅や暮らしの記事を手掛ける他、旅に従事。2024年よりフリーのツアープランナーとして活躍の場を広げている。 趣味は、世界の巨大神仏像巡り。各国の民族衣装を着ること。リゾートホテルでセグウェイ。長唄。

    View all posts

RECOMMEND


PICK UP