日本

夏こそ脱 都会 のすすめ

20数年ぶりに上高地に行った。
昨年は富士山に登り、つくづく自分は山歩きはむかないへタレ男と自覚していたし、そもそも前回あまりの疲れに友達と大げんかした記憶がある。
あまり気が乗らなかった。
けれど、
ほぼ梓川沿いの遊歩道を歩き、帝国ホテルで休憩して、アルプス連峰の絶景を観ながら山菜蕎麦をすすった程度の今回の旅は、
まさに自分向き。
久しぶりに本当に気持ち良い「日本の夏」を満喫した。

帰りに諏訪湖に立ち寄る。
温泉に入り、鰻を食べる。
ちなみにこちらの地方では松竹梅の順が関東とは逆で驚く。
和室の座敷で待つこと約30分。
日差しの強い昼間でも、山は木陰にはいれば、涼しい。
大きな窓を開けて、扇風機が回っていれば、畳の部屋は十分快適。畳の井草の香りで何となく子供の頃の夏休み、昼寝時間を思い出す。
こんな思いを巡らせる時間こそが非日常。
国内もたまにはいい。

夏こそ脱都会をお勧めする。
本来あるべきだった日本の夏の姿がわかりそう。

都会の暑さは、異常 だから。