日本

のりこちゃんを食す

先日、再び友人の料理研究家の方の引っ越しパーティーへ出席しました。

今回は西麻布の「ヒロソフィー」。
有名な山田宏巳氏のイタリアン料理店です。
このお店は、噂では「35歳以下の男性客お断り!」という、
なかなか素敵な条件のあるお店です。
(女性は年齢不問、というところが山田氏らしい感じがします)

今回は我々が若い方に入るくらいの大人なメンバーがそろい
シャンパンで開始。

頂いたメニューの中で印象的だったのは
素材にとことんこだわる山田氏が直々にご説明くださった
「ワイン牛ののりこちゃん」。
食牛に毎日1本赤ワインを飲ませて育てた
実験的な牛というもので、
牛の写真も見せてくださいましたが、私はさすがに正視できませんでした。
写真のパスタがのりこちゃんでつくられたパスタです。

「いただきますっ!」

都会生まれの私には、少し衝撃でしたが、
私の子供の頃は、田舎ではまだ自宅で飼っているにわとりなどをしめて
食していたものです。

「ありがたい」
尊い命をいただいた時間でした。
食物に敬意を払わなければ、と思わせてくれた素敵な瞬間でした。

ちなみに味は、実はミンチだったのでしろうとの私には詳しくは分析できませんが、
和牛の割に脂肪が少なく、かつやわらかい、って感じでしょうか?

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