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十勝「MEMU EARTH HOTEL(メム・アースホテル)」|未来の生活様式を実体験できる稀有なホテル

MEMU EARTH HOTEL 日本(北海道)

名建築家 隈研吾氏による自然と人との共生したサスティナブルな実験住宅

北海道に「建築の聖地」と呼ばれる場所があります。帯広市中心部から南へ約70キロほど、とかち帯広空港から車で約50分、「宇宙のまち」としても知られる大樹町の芽武(めむ)にあるかつてはサラブレッドの生産牧場だった約5万6,000坪もの広大な敷地、ここに公益財団法人LIXIL住生活財団(現・一般社団法人住環境財団)が始めた 「メム・メドウズ」と呼ばれる寒冷地実験住宅施設群があります。
その広大なエリアには、世界的建築家隈研吾氏の実験住宅をはじめ、日本を代表する建築家のリノベーション建築や国際大学建築コンペの最優秀作品の実験住宅が点在しています。住宅の基本テーマは「サスティナブル」。つまり「自然と人との共生した持続可能」な住宅。この「メム・メドウズ」と呼ばれるエリアの中で日本国内のどのホテルとも違う宿泊体験ができるのが、隈研吾氏がアイヌの伝統民家チセをモチーフにして設計したメム・アースホテル。現在宿泊できるのは5棟。
ちなみに「メム」はアイヌ語で「泉の湧き出るところ」という意味。蓄熱式床暖房など先進の機能を備えたこのホテルで、この地域ならではの自然を原体験として味わいながら、単なるホテルというより、未来の生活体験やサスティナブルとはどんなことことなのか、が理解できそうな大変貴重な宿泊施設なのです。

宿泊そのものがまたとない体験

ホテル機能のファシリティはそれぞれ別棟に分かれており、各々設計者が異なります。床は畳敷だったり、囲炉裏があったりする隈研吾氏設計による「Même」の他、ハーバード大学設計による居住空間と牧草風景が生み出す対話を象徴した住まい「Horizon House」、慶応義塾大学設計による馬と人の新しい共生の形を提示した「Barn House」、早稲田大学設計による大樹町を象徴する牧草に着目した「町まとう家」、オスロ建築デザイン大学設計による「INVERTED HOUSE」の5棟。ホテルのレセプションとメインダイニングのある建物は牧草庫だったものを伊東豊雄氏が改修設計したもの、立体農園のようなカルフォルニア大学バークレー校設計の「Nest We Grow」は特別なレストランとして、お風呂棟は九州大学設計による、といった感じ。

十勝ならではのこだわりが随所に

自然とヒトの共生をテーマにこだわり抜いた居住性とアクティビティ食事は、十勝の地元生産者と提携してゲストのニーズにこたえながら、ピザづくりや焚き火といった楽しみも味わえます。そのほか乗馬や釣り、カヌー、野外サウナをはじめ、天体観測用の望遠鏡で星を覗いたりと、この地域だからこそ体験できるダイナミックな楽しみ方は様々。(ホテル発のネイチャーガイドツアー、サイクリング、馬とのふれあい体験(馬4頭、ポニー2頭)牧場見学などスタッフが案内してくれるものは無料で、他は実費)
また、アウトドア感覚のアメニティが嬉しい宿泊体験全室バスタブ付。開放的なバスルームには、北海道で採れたカレンデュラ(ハーブ療法にも使用されるマリーゴールド種の花)のシャンプーや、馬毛の歯ブラシ、ペパーミントフレーバーのブレスパレットなどなどが用意され、こだわりのデザインブランド アンドワンダーのオリジナルバスローブや北欧のアウトドアブランド ノルディスクのダウンシューズなど寒さに厳しい自然の中でも快適かつ洗練された宿泊をお楽しみいただけるこだわり抜いたアメニティが勢ぞろいしています。

客室数:5室  とかち帯広空港より車で約50分(約40km)、 釧路空港より車で約120分(約110km)、 新千歳空港より車で約180分(約200km)
チェックイン14:00~18:00 チェックアウト11:00 

PINKがおすすめするポイント

他のどのホテルとも違う体験ができる

未来の生活様式が味わえる

北海道ならではのダイナミックなホテルライフを楽しめる